村上市、町屋の人形さま巡り

コロナ禍などでしばらく行かなかった村上市の春のイベント、町屋の人形さま巡り へ、数年ぶりに行ってきた。 古いものでは江戸時代から受け継がれた雛人形を、町屋づくりの住居そのままに一般公開するイベント。基本的には、茶舗や和菓子店、鮭加工などの商店の一部を公開するのだが、中には、ごく普通の民家を公開していたりする。

と、いうか、していたと過去形で言ったほうがいいのかな?

以前はごく普通の民家の公開もしていたのだけど、何かしらの問題でもあったのか、あるいは単に観光客の相手をすることに疲れたのか、今、参加しているのは商店ばかり。 それでも、江戸時代に造られた、うなぎの家みたいな長細い町屋づくりの中に飾られたお雛様人形を見ていると、普段の生活では味わうことができない「受け継がれ、守られてきた日本の文化」を体感できる。 基本的に毎年同じことの繰り返しではあるけれど、気がつくと足を運んでしまう。そんな素朴で素敵なイベントだ。

このイベントの発起人でもある、きっ川は相変わらずの盛況ぶり。うおやは今までのお店の前に新店舗ができていた。一方で、このコロナ禍のせいなのか、閉店したお店もたくさんあるらしく、整備して新しいなにか?(物産館?)を造っている一画も発見。 町屋などの伝統を守りつつ、新しい風が吹いている感がする。

以前はなかったと思うが、今年、気が付いた演出ポイントとしては、玄関脇に花が飾られていること。 竹で作った花挿も趣があり、とてもいい感じだ。

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1MarkII  レンズ OLYMPUS M.12-40mm F2.8

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