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2009年10月21日

たまには時事ネタ。謝礼金無しで訴訟

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アルビネタ、サッカーネタに限定すると偏愛アルビの更新がとだえちゃうので、たまには時事ネタを。

新潟のニュースが全国で話題になっているみたいですが・・・

残高1700万円通帳拾って謝礼なし…「255万円払え」 (夕刊フジ)

 預金通帳や印鑑が入ったかばんを拾った新潟県魚沼市の男性が、落とし主から謝礼の支払いがないのは遺失物法違反だとして、落とし主に255万円を求める訴訟を新潟地裁長岡支部に起こした。


 訴状によると、男性は8月中旬、市内の路上で預貯金通帳7冊や印鑑、給与明細などが入ったかばんを拾い、警察に届け出た。かばんはその日のうちに落とし主に返され、拾った男性は謝礼を求めたが支払われていない。男性は「通帳の預貯金残高は1700万円以上あり、謝礼としてその15%を支払うべきだ」と主張している。

落としたものが現金の場合、5~20%の報労金を拾い主に支払わなければならない。と法律で明確に定められている。しかし今回、通帳と印鑑が現金にはあたらないのではないかということらしい。確かに落とし主が失効手続きをとれば、1700万円の価値は無くなる。過去、似たような裁判では判例が割れている。

ううむ。

おもてに出てきているニュースだけでは、たとえば

落とし主は礼のひとことも言わなかったのか? とか、そのお金は落とし主個人のものなのか。 とか、残高1700万円の中から10万円程度の謝礼も払えないほど余裕のない財布事情だったのか?とか。事実関係というよりは「情」の部分での詳細が分からないから、このニュースだけでどちらかを批判することはできない。でもなー、そりゃーなー。残高1700万円の通帳と印鑑を正直に届けたのに、一銭も謝礼がないとなれば腹が立つのはすごく分かる。というか私だったら怒る。訴訟するかどうかは別にしても。

学生のとき、2回ほど財布を交番に届けたことがある。あれはけっこう面倒なもので、こちらの連絡先はもちろんのこと、財布をどこで拾ったのかなどの記録を取られるため時間を取られる。嫁は子どものころ、むき出しの5千円を拾って届けた際、「どうせわからないから、いいよ」と警察官に言われ、そのまま友人と山分けしたらしい。おそらくは警官だって本音の部分では、少額の落とし物だったら持ってこなくていいよ、くらいのことは思っていそうだ。

今回の件も、拾った人は自分の労力と時間を裂いて財布を交番・・・かどうかは分からないけれど・・・に届け、手続きにも時間を取られた。なにしろ1700万円分の通帳だから、ドキドキしたはずだ。もしかするとワクワクもしたかもしれないけれど、それは責めることじゃない。仕方ないよ、人間だもの。みつを。それに対し一銭も謝礼無しでは、さすがにいかがなものかと思う。

ともあれ、裁判でどう判断を下すのか興味がある。 

事実関係として気になるのは、落とし主は「すぐさま」通帳を無効にする手続きをしたのかどうか。 もしも拾い主が届けた時点で無効になっていたのであれば、確かに「単なるモノでしかない」の主張も客観的な事実だ。が、もしも届けた時点でまだ「生きていた」のであれば、これはほぼお金と一緒ではないか。悪用されなかっただけラッキーということで、謝礼の支払い命令を下すべきだ。 私はそう思う。

落とした財布が届けられるなんて、海外では「100%あり得ない話」だと聞く。それは日本人の道徳観によるものが大きいにしても、正直に拾って届ければ、びくびくすることなく1割分が自分のモノになるという事情も大きいはず。善意のみに頼るのは脆弱すぎるのだ。 拾ったものをきちんと届けるという文化を残すためにも、謝礼は必然ではないか。

正直に届けても、通帳ならばたとえ残高一億円でも謝礼無し。
法的にそんなことになれば忙しいときになど、拾った通帳をわざわざ時間と労力を裂いて届けたりするだろうか。 「こっちは忙しいんだよ!」と、そのまま適当にうっちゃっておく・・・かもしれないぞ私は。 それって、やはり非難されることなのかな?

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コメント

どうやら拾い主も最初っから裁判沙汰にするほどのアレでもなかったようです。
中身が中身だからちょっとくらい(それこそ福沢さん4~5人程度)でも御礼がもらえればなぁ~程度だったんだそうですわ。

もっとも謝礼を、という取らぬ狸の考えを起こすほうもセコイという気もしないでも無いですがなんせ1700万円分の通帳ですからそういう気持ちが起きても不思議ではないですよね、「だってにんげんだもの」(みつをw)
拾い主がいつ中身を知ったのか、ひょっとして届ける前に中身を見たのか?という疑念も湧きますが。

落とし主が金融機関に失効届けを出した後に届けられたとしても通帳と印鑑を落としたのは事実。
(でも普通は警察に届けられる方が先ですよね)
届けを出すまで落とし主も気が気ではなかったと思いますわね。使われる可能性もあったわけですから。
その肝を冷やした分、素直に届けてくれた感謝の気持ちで4~5万程度の謝礼があっても良かったのかなとは思います。

で、ココからはあくまで私感ですが、
落としたのが8月11日で給与明細も入っていたんだから会社の月末決済の時期でもないし経営者でもなさそう。
通帳を数冊に分けてることからして個人的な資産であることはほぼ間違い無し。

お盆が近かったわけだから、例えば住宅購入資金だったとしても車を買うにしても通常の感覚からすればお盆が過ぎてからの決済になるはず。(旧盆で長い休みになるわけですからね)
1700万円分もの通帳と印鑑を持ち歩く必要も無いと思うわけですよ。

よく世間様にもいるけど、家に置いておくと泥棒が入るかもしれないからと通帳や印鑑等々全財産をカバンに入れて外出時は必ず持ち歩くって人がいるんですよね、どうもそういう人ではないのかなと。
要はお金に執着の強い人。

そんな性格の人なら他人のために使う金などびた一文持ち合わせていないわけですから当然謝礼の支払いを拒み、拾った人も「せっかく拾って届けたのになんじゃその態度は!」って感情がこじれて裁判沙汰にって考えると合点がいくかなと。

ま、どっちゃにしろ人間の醜い部分を垣間見た瞬間ですね。

投稿者 へぎ : 2009年10月22日 06:32

>へぎさん

お約束の補足ありがとw

ニュースには出ていない部分で、互いに言い分はあるだろうし、外野がめったなことは言えないのだけれど、おそらくなにがしかの謝礼を払っていればこういうことにはならなかったはず。

10万円くらいの謝礼をけちったために255万円払うことになったら、それこそ「世界むつかし噺」として後生ーへの教訓になりますね。(なるのか?)

投稿者 ちゃきん : 2009年10月22日 10:24

学生時代、空き巣に入られて、20万円ほど入った通帳と印鑑を盗まれた。犯人が慌てて桁を間違えたらしく数千円の被害で済んだ。通帳は映画館で発見されたのだが、警察に行くと、拾ってくれた方にお礼をいくらしたかの書類にハンコを押してもらってくるように言われ、謝礼1万円と菓子折を持って訪ね、書類にハンコをもらおうとしたら、「学生さんで大変だろうから、お金はいらないから、ハンコだけ押すね」と言われ、お言葉に甘えました。
今は警察はこんなことしないのかな?それとも地域の特異性だったのだろうか?

投稿者 セルゲイ・パブロビッチ : 2009年10月22日 17:42

>セルゲイさん

うーん。地域性というより、警察官ひとりひとりの違いなんじゃないでしょうか。わかりませんが。

----で、今日の夕方のニュースでやっていたこと--

・落とし主は全面的に争うとのこと。
・通帳の残高は800万円である。
・謝礼として、商品券とジュース詰め合わせを贈った。

投稿者 ちゃきん : 2009年10月22日 19:58

以前、家の前に財布を落としてしまい警察からTELを頂いて行ってみると、拾い主が手を「頂戴」ってしていました(笑)
免許とポイントカードと現金だけでしたが、あまりにもあからさまな態度で、「頂戴」の手を見た為、2~3万あった紙のお金を全部あげました。
免許の種類が多かったから多めにあげましたよ。
普通家の前なら表札見れば判るじゃん。
まー、落とした俺が悪いんですけどね。
今時は携帯も重要な情報があるから、落とせませんね。

投稿者 boss : 2009年10月23日 00:28

なぜか目がさえてパソコンを立ち上げたら、こりゃまたすごいニュースが

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_syutokubutsu__20091023_3/story/20091023_yol_oyt1t01120/

>> 奈良県警橿原署は23日、同県橿原市の市立畝傍中学校で9月に開かれたバザーで、女性2人が購入した靴の収納ラックが入った箱から、現金200万円ずつ、計400万円が出てきたと発表した。

投稿者 ちゃきん : 2009年10月24日 02:47

かみさんが昔「バザーで300円で買って来た」(義理で買ったみたいなもの)サイフの中に橿原神宮のお守りみたいな「八咫ガラス」の根付けが入っていました。
今では、マスコットアルビ君のペンダントとして立派に私たちのクルマで移動する時の守り神となっています。

投稿者 テノーリオ : 2009年10月29日 02:26

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