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2006年09月11日

♪重いコンダラ、試練の道を♪ の磐田戦

2006年9月9日J1第22節
ジュビロ磐田 7-0 マゾビレックス新潟
得点者 たくさん居すぎてめんどくさいから略


なんだか試されている気がする。選手からとか監督からとかフロントからとか相手チームからとか、そういうことではなくてもうちょっとその上の得体の知れない何かに試されているような気がする。サポーターも選手も監督もクラブ側も、なにか得体の知れない何かから試練を受けているような気がするのだ。

1失点、2失点。

ああ、これはまずいなと思うまもなく3失点。前半で3点のビハインド。慶治の他にDFっていたっけ?と思うくらいの出来で、ファビが必死で戻って守備をしている。

「ほらほら、もう諦めたら?もう選手たちに背を向けちまえよ。見ただろ。弱いだろ?もうさすがに勝てないだろ?」って、耳元で何か得体の知れないものがささやく。 そんな訳のわかんないものに負けるのも癪だ。

まったく修正できていない後半。それどころかファビがFWに入ったために左サイドは無人の荒野。いったい鈴木監督はハーフタイムに何を指示したのだろう。

「もうだめだろ?わかるだろ?やめちまえよ」って耳元でささやく何かに、アルビゴール裏から負ける人が出てきた。

4点目を失ったところで最前列の大旗のひとつが片付けたのが視界に入る。以後、柵に肘をついて無言の彼ら。私はてっきり最前列を陣取る大旗隊はそうとう根性入った人がやっているものだと思っていたけれど、あんなにすぐにケツまくってしまうなんておじさんはがっかりだ。でもこんな試合で応援を止めるなと言う方がそもそも無茶な気もするから、まあ止めちゃうのは仕方ないよね。さようなら。「旗は片付けて白旗をあげました」ってところかな。おーい山田君座布団ぜんぶ取りなさい。

5点目を失う。6点目を失う。

次々と応援から離脱する人が出てくる。さようなら。

その一方で私の後ろの人はだんだんとヒートアップ。自分で言うのもなんだが、私もヒートアップ。試合がぽろくそになっても止めてやらないから。

止めないのは選手のためが半分だけれど、残り半分は自分自身への意地だ。そんなことしているうちに7点目を失った。でも応援やめてやんねーからなこんちくしょう。ここで応援を放棄したら私は試合後の選手たちや監督を批判する権利がなくなってしまう。

ちくしょう1点でもいいから入れろよ。

てめぇわかってんだろうな。

あとでぼろくそに言ってやるからな。

わかってんだろうな。

正直に言うと、中心部のコールリードの人たちはいつ応援を中止するのかとひやひやしていました。さすがに私は1人でコールする勇気はないからね。へたれでごめんなさい。コールリードの人たち最後まで止めずにありがとう。たぶん他クラブのサポーターなら止めていたよね。私は新潟サポーターで本当に良かったと思う。

ジュビロスタジアムって、アウェーサポのみならずホーム側にまで「ゴール裏の熱いサポーターなんて別にどうでもいいですよ。サッカーをよく知っている通のお客さんだけウチらは相手してますから」って感じでいけ好かないんだけれど、選手がすぐそこまで来るスタジアムってのはやっぱりいい。

試合後の私の叫びは選手に聞こえただろうか? だとしたら、あのスタジアムをちょっと好きになってあげていいかも。


試合はもう惨敗で、みっともないとしか言いようがない。

去年唯一私が行ったアウェーが7-2で負けた鹿島戦。そして今年初のアウェー参戦がこれですよまったく。こんな試合をピンポイントで引き当てる私はたぶんものすごく幸運だと思う。

だってこんな試合、テレビとかネット中継だけで見ていたら寿命が縮まるよ。部屋にいたら選手に叱責の声も出せないじゃん。試合後に自分の気持ちも叫べないじゃん。本当に磐田に行って良かったと思う。 2002年11月の長居もそうだけれど、こういう「心に刻むべき負け試合」に立ち会えたことはとってもラッキーだった。

アルビのような選手個々の能力で劣るチームが他のチームに戦うためには、チームのまとまりと気合いと根性で戦うしかないのだと思うけれどそれらが崩れちゃいました。

去年の今頃は絶賛残留争い真っ最中♪だったから、日本人7人で守ってブラジル人3人で攻撃なんて手法も「現実路線」として仕方ないと思った。新潟を辞めることを決意していただろう反町さんは、何が何でも新潟をJ1に残すことを優先しているのだろうとそれなりに納得して見ていた。

今年の目標を「7位以内」とクラブはシーズン前に宣言したけれど、今でもそれが最上の優先課題なのだろうか?。その点についてまずはフロントと監督はしっかりと話し合ってください。新潟にできることはそんなに沢山は無いと思うので、7位以内獲得のために現実路線を敷くのか、それとも来期に向けて今期は血を流す試練の道を歩むのか。まずはそのあたりについてフロントと監督は明確にしておいてください。今のままじゃあまりに中途半端だよ。勝てない上に負けるための意味すら見えないチームなんて、いくら何でも応援していてむなしすぎる。


アルビレックス新潟がどういうクラブに成長して欲しいか。 私は時々そんなことを考える。

つらつらと考えるに、他クラブの選手とサポーターから 「新潟って最後まであきらめの悪い選手とサポーターだよな」って言われるようになったら最高だ。

「しょせんバブルだろ」って言われていた2001年のアルビレックス新潟の人気沸騰から、気がつくともう5年が経過した。相変わらずスタジアムは4万人近く入るし平日だって3万人後半は入る。1993年に発足したJリーグが当初の人気を3年間も持続できなかったことから考えれば、もう私たちは胸をはって「新潟の人気はバブルではない」と言って良いと思う。

基盤は出来た。

基盤が出来たからこそ、これからはいろいろと選別のふるいにかけられるんじゃないかと思う。選手も監督もクラブも、そしてサポーターも。

我がクラブ経営陣にはそろそろ「新潟サポターは誰であれ全て大切なお客様です」という態度をちょっと考え直してもらって、勝ち馬に乗りたいだけのサポーターと、本当にクラブを応援したいと思うサポーターの間にランキングをつけた方がいいんじゃないかと提言したい。たぶんその方が将来のためになると思う。浦和を褒めるのは本当にむかつくけれど、この記事は間違いなく真理だと思うもの。

「勝たなければ客はこないといっているうちは絶対入らない。 そういうもんじゃない。」

浦和レッズという歴史を考えると、 この言葉は本当に重い。 言うまでもなく、 浦和は負けつづけてきたチームだったからです。 「勝って得る客なんかより、負けて得るサポのほうが尊い」 、とはいえ、それは「勝ち馬に乗る」客をつかむ数倍難しい。


欧州やブラジルなどのサポーターは負け試合には容赦ないという。ブーイングどころかモノが飛んでくるのも日常茶飯事で、町中で殴られることもあるらしい。それにたいして日本はサポーターは甘いから世界で勝てないという意見もある。それが事実かどうかは私は知らない。知らないけれど、新潟のサポーターが甘いと言われれば、それは違うと言いたい。

最初に言った試練の話にもどるけれど、サポーターにとっては負けても負けても応援を続けられるかがが試練だ。次は勝て、次こそ勝て、今度こそ勝て。勝ってくれって、必死で叫び続ける。とりあえず怒りの握り拳は背後に隠す。

私たちが背後に隠した握り拳。それに気づかないような選手と監督とフロントならば、そんなものアルビにいらない。

それが君らの試練だ。


あとそれと特別に。このブログにくる人への試練。

昨日、私がせっかく磐田とは無関係の高崎駅で買ったダルマ弁当の写真を載せているのだから、誰かひとりくらいは 「手も足も出ませんでしたってことですね」 ってつっこんでください。

けっこう寂しいんですから。

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トラックバック時刻: 2006年09月12日 23:27

コメント

これだけ良い事を書いておいてオチがこれですか・・・(笑)

投稿者 190 : 2006年09月12日 00:09

読んでて、涙がでてきました。悔しいけど、情けないとこもあるけど、だけど、、、、アルビがすきだ!!!   どうしたらいいのかよくわからないけどとりあえず応援します。とりあえず何買うといいかな?  だるまはもういやだ。

投稿者 はなこ : 2006年09月12日 01:07

だからみんな、名古屋行こうぜ。
あんな耐え難い試合の後だからこそ、
あえて、ものすごい人数とものすごい声援で選手を後押ししようぜ。

あんな試合の直後なのに、瑞穂に尋常じゃない人数が来てみなよ、
とんでもない声量で声援を送ってみなよ、
絶対に選手頑張るよ。それこそ死ぬ気で。

先週磐田であの試合を目の当たりにした人も、
ネットやモバイル実況で訳が解らずに開いていく点差をただ眺めていた人達も、
とにかく、「勝ちたい」という気持ちを持っている人はみんな名古屋に行こう。


今、選手の力にならずにいつなるのか。
多少無理をしてでも行こう。それだけの価値はある。
今こそ俺達の声が本当に必要とされる時だ。


ちゃきんさんの最後のオチは華麗にスルー

投稿者 ktmr : 2006年09月12日 03:52

感動した!

だから明日、例の件で飲もう!(笑

投稿者 ジジイ : 2006年09月12日 08:31

うっつ!気づかずに寂しい思いをさせました。
同感です。我家は子供がまだ小さく
観戦回数は少なくサポーターとは云えない
ファンの類ですが、J2の時から変わらぬ愛を
注いでいるつもりです。
どんな事が起きても、新潟のアルビが好きです!
弟子にして下さい。

投稿者 gogo! : 2006年09月12日 09:48

おいらは
達磨なんだから倒れてもまた起き上がればいいんだ!
七回転んだら八回起き上がればいいじゃないか!
というメッセージかと思いました

そういう四字熟語なんつったっけ?そうそう「七転八倒」だ。

投稿者 おれ : 2006年09月12日 11:45

↓こんな昭和染みた言い方しねーだろ。
「やっほー、みんな」
「わたしはスワンちゃん」

っつーか、管理人がアウェー行くと負けるってのは
ある意味向こうから見たら・・

神!!キタ━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)人(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━!!!

だなw
怨疚強いですね。

投稿者 だから、今時言わねっての。 : 2006年09月12日 12:48

>そうそう「七転八倒」だ

これもスルーせずに、誰かつっこむように。

投稿者 渚 : 2006年09月12日 21:20

九分九厘大丈夫

投稿者 ちゃきん : 2006年09月12日 21:22

関係ないところで・・・
重いコンダラ→思い込んだら

明日、名古屋ツアー申し込みますです。

投稿者 いちろく : 2006年09月12日 21:29

> 九分九厘大丈夫
慣用句でこういう言い方するけど、九分九厘って1割以下なんですよね。
・・・・とかいうつっこみを期待されているような気がしてたえられませんでした。失礼。

投稿者 せぐ : 2006年09月12日 22:50

きょじんのほしのしゅだいかをきいたほいくえんじのころのおもひで

おもいこんだら
→こんだらってなに?たいやにこしひもつけるとこんだらっていうの?
→たかみやまみたいにおもいの?

だって、あくせんとがそうきこえたもん

と、つぶやいていました

はい、するーしませんでしたよ

投稿者 南万 : 2006年09月12日 22:54

みんな!次だよ次!
瑞穂陸行こうぜ!
行って選手を鼓舞しようぜ!
俺も行くぞ~!
負けたらタダじゃおかんからな~!

投稿者 kitten : 2006年09月12日 23:30

ちゃきんさん、こんばんわ。
私もバックスタンドのゴール裏寄りで、終了のホイッスルが鳴るまで絶叫アルビレックスコールしていた口です。

子供のころ猫を飼っていました(勝手に住み着いたんですが)
ケンカが弱いくせにしょっちゅうケンカして来て、耳なんか裂けちゃっていました。

或る日玄関の外で「ギャーオー」だとか「フーーー!」とかネコの叫び声が聞こえたので覗いてみるとうちのネコがノラネコ(近所で一番ケンカに強いドラネコ)と一戦交える所で、つーか、もう何回もケンカして勝てる相手ではないのは目に見えているのに一応尻尾巻いて家に逃げ込むことだけはイヤだったみたいで、相手を威嚇しながらアトずさりしてきます。

そこで後ろに私の気配を感じたらしく、それまで、ジリッ、ジリッと後退して来たのが、それから声も大きくなり今度は相手に向かって前進していくではありませんか。
もう何回もケンカして勝った事の無い相手に対して挑んでいく姿。
私にはネコの気持ちだとか考え方なんかわかりませんが、あの時確実にうちのへたれネコは後ろに居る私の存在を確認したことで逃げる事ではなく、戦いを選んだのでした。

ネコのことなんかを引っ張り出してきて申し訳ないですが、今回の試合で昔飼っていたウチのネコのことを思い出してしまいました。

投稿者 テノーリオ : 2006年09月12日 23:47

九分九厘の「分・厘」てのは、実は「1割の10分の1」という意味のほかに「全体の10分の1」という意味があって
それとおんなじで「厘」にも「1割の100分の1」だけでなく「全体の100分の1」という意味がある・・・

と「ことばおじさん」が言うとった。

投稿者 おれ : 2006年09月13日 06:49

辞書をひいたら確かに同じ事が書いてありました。
「分」って、100分の1の意味だとばかり思っていました。
一つ利口になりました。ありがとうございます。

投稿者 せぐ : 2006年09月13日 20:02

あ。わたしからも。
初めて知った。あがとりい。

投稿者 ちゃきん : 2006年09月13日 22:47

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